Designed by japan design
本田健「大富豪からの手紙」新刊発売記念ページ

大富豪だった祖父が残したのは、
お金ではなく「9つの手紙」だった・・・

ミリオンセラー『ユダヤ人大富豪の教え』から16年。

本田健が、構想に10年、執筆に3年の歳月を費やした、本格ビジネス小説が、いよいよ発売となります。それがこの『大富豪からの手紙』です。

主人公は、20歳の大学生、佐藤敬。
彼の祖父は、一代で富を築き大富豪となった人物ですが、
そんな祖父が主人公に残したのは、お金ではなく9つの手紙だけでした。

物語は、主人公が、祖父の弁護士から、手紙を受け取るところから始まります。
祖父からの手紙には、「偶然」「決断」「直感」など、意味ありげな
タイトルが書かれています。恐る恐る1通目の手紙を読んだ敬は、
何かに導かれるように小樽の地に降り立つことに。
そこから、祖父が伝えたかった「人生で大切なこと」を学ぶ旅が始まります。

1通1通、手紙を開くたびに不思議なことが起こり、旅は小樽から京都、
そして海外へ。そこで、彼を待ち受けていたものとは・・・

あらすじ

本田健「大富豪からの手紙」新刊発売記念ページ - The Book

大富豪の祖父が残したものは、「お金」ではなく「9つの手紙」だった。神戸から上京し、東京で暮らす大学2年生の主人公:佐藤敬(サトウ・ケイ)は、特に目標もなく、平凡な毎日を送っていた。

ある日、大富豪だった祖父:佐藤泰三(サトウ・タイゾウ)の遺品の中から、自分宛の「9つの手紙」が届く。その中にある「お金の代わりに残すものは、人生でいちばん大切なものを学ぶ機会だ。手紙の内容を身につけることができれば、仕事の成功、十分なお金、よい人間関係、家族との幸せな暮らしも、きっと手に入る」という言葉と直感に導かれて、1通、また1通と「手紙」を開けながら、北海道~京都~タイのバンコク~チェンマイと、祖父の友人たちに「人生の秘密」を学ぶ旅に出ることになる。

やがて、主人公・敬(ケイ)は、「手紙」に導かれるように、幸せの国・ブータンにおもむき、ブータンに住む老人・プルパから最大の学びを得て、日本へ帰国する、学びと感動のストーリー!

「9つの手紙」の内容

本田健「大富豪からの手紙」新刊発売記念ページ - Will Flirt for Food

第1の手紙【偶然】:偶然に起きることはないし、偶然に会う人もいない
第2の手紙【決断】:決断した瞬間に、その未来は、同時に誕生する
第3の手紙【直感】:直感こそが、最も正しい人生のコンパス
第4の手紙【行動】:行動しない限り、人生は1ミリも変わらない
第5の手紙【お金】:お金の大切さを理解した上で、お金との距離にバランスを取る
第6の手紙【仕事】:仕事は、あなたの才能を開花させる舞台
第7の手紙【失敗】:成功するための唯一の方法が、失敗しても挑戦し続けること
第8の手紙【人間関係】:幸せとは、「よい人間関係」にほかならない
第9の手紙【運命】:私たちには、人生を変える選択肢が、毎日、与えられている

本田健からのメッセージ

本田健「大富豪からの手紙」新刊発売記念ページ - Will Flirt for FoodPhoto by 森藤 ヒサシ

 ある雑誌のインタビューで、「これまで書いた本の中で1番のお気に入りの本は何ですか?」と聞かれたことがあります。その時に考えたのは、「ユダヤ人大富豪の教え」、「きっと、よくなる!」、「20代にしておきたい17のこと」など、お気に入りの本はあるものの、どれも自分の渾身の一作と言うわけではないと思いました。

それから、いずれじっくり時間をかけて、人生最高の1冊を書きたいと考えるようになりました。
 もし自由に発想できるなら、こういう本が描きたいなと言うイメージは前からありました。ですが、どうしてもこれまでの作品に引きずられてしまいます。なので、全く頭の中を白紙にして、ほんとうに描きたい本はどんなものなのかということを時間ができるたびに、じっくり考えました。

 僕の好きな本に、「アルケミスト」、「聖なる予言」などがありますが、なぜこれらの本が好きなのかというと、それはその物語に旅があるからです。考えてみれば、僕の人生を変えたのも、いつも旅でした。

 自分の人生これでいいのか、といった真面目なことを考えるとき、旅はとても良いきっかけになります。もちろん、自分の部屋でおなじことを考えることもできますが、なぜか旅に出て、景色が変わった方が、いろんな考えが深まる感じがします。ふとした旅先のカフェで気づいたりすることがよくありました。

 そこで、「青年が旅に出る物語」を書こうと思いつきました。この主人公の佐藤 敬は、昔の僕であり、これから人生を真剣に生きようとする20代の青年の物語でもあり、50代で人生を真剣に考えようと思っている人でもあります。

 構想10年、執筆に3年をかけ、ようやく人生最高の本が書けました。この本は「立体話法」で書き上げたので、読者のみなさんそれぞれに響くことが、たくさんあるのではないかと思います。この物語は、人生の景色が変わるたびに読み返してもらいたいです。

 この本を手に、旅に出てください。あなたがまだ知らない自分に出会えることでしょう。きっと、そして、あなたの人生も、変わっていくと思います。

本田 健

「大富豪からの手紙」出版記念インタビュー

Interview by クリス モンセン

「大富豪からの手紙」出版記念 特別企画

本田健の新刊「大富豪からの手紙」の出版を記念して、さまざまな特別企画を予定しています。みなさんからお送りいただいた感想の一部は、近日中に、このページでもご紹介させていただく予定です。