ペイフォワード｜本田健公式サイト

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この映画の主人公の少年は、「世の中の良くするためには？」という問題の答えとして「一人の人が３人の人に良いことをする、そしてその３人がそれぞれ３人の人に良いことを...これを繰り返すと、世の中がよくなる」と思いつきます。
この映画に感動して始めた「小冊子無料配布」のペイフォワードが約１年で４０万冊になってしまったことには私自身驚いています。

この「ペイフォワード」にちなんだ皆さんのお話しを是非聞かせてください。
ペイフォワードしました！されました！
このコーナーではこのテーマをご紹介していきたいと思っています。
皆さんのペイフォワードおもしろエピソードをどうぞ書き込んでくださいね。

みんなのペイフォワードストーリー

投稿日	ペイフォワードストーリー
2007/05/27 M.Nさん ( 東京都女性 35才 )	祖父の想い一昨年、最愛の祖父を亡くしました。９１歳でした。祖父は気丈な人で、自分は耳が遠くなり足腰も弱くなってきたにも関わらず、３歳年下の痴呆の始まった妻の面倒を見ながらずっと２人で暮らしていました。結核と誤診され、結核病棟に入れられた翌日から気力が無くなり、誤診だったと知らされても退院できるほどには回復せず、そのまま天国へと旅立ってしまいました。祖父は戦争で片目を失い、自動車が運転できませんでしたが、子供３人、孫７人を順番に自転車に乗せて愛情たっぷりに育ててくれました。生真面目で周りに常に気を使い、約束をやぶったことの無いおじいちゃん。誰よりも信頼していました。ナイフで鉛筆の削り方を教えてくれたおじいちゃん。私の絵が市や県で表彰されると必ず観にいってくれたおじいちゃん。入院した時も来てくれてずっとそばにいてくれたおじいちゃん。手紙を書くと必ず返事をくれたおじいちゃん。おじいちゃんの遺伝子を息子達という形で残せた事にとても感謝しています。これからはおじいちゃんの優しさも伝えることが私の大切な役目だと思っています。
2007/05/26 H.Aさん ( 山形県女性 39才 )	受け継がれるもの去年亡くなった母の存在は大きいものでした。私の、根幹を作った人ともいえるのでしょう。私は、母のあとを受け継ぎ美容師をしていますが毎日のお客様とのふれあいの中で単なるカットをするだけではなく、母から受け継いだスピリットを誰かに伝えている自分に気付きます。また、最近、高校生になった娘も友達同士のトラブルの時にアドバイザー役になっているようで、ここでもまた、母から受け継いだものを孫の彼女にも受け継がれていると感じます。スピリットのペイフォワード、といえるでしょうか？自分がよいと思えることを周りの人、なにより大切な我が子に話して、体験してもらって、深めていけたらいいです。まず、私にとっての「3人」は主人・娘2人からでしょうね＾＾
2007/05/19 KICOさん ( 兵庫県女性 32才 )	オーストラリアで私が２０歳のころ、オーストラリアでバックパッカーをしていたころの出来事を思い出しました。下調べになしに無謀な計画だったので、泊まるところが見つからず、野宿をすることになりました。気温が低く、まともな寝袋も用意していなかったので、ともても不安なときでした。その時に出逢った日本人男性に助けてもらいました。彼は、登山用の寝袋を持っていて、自分は外で眠るから、私には一人用のテントを貸してくれるということになりました。その夜は、とても寒くて、なかなか眠れませんでした。テントが無かったら、彼に会わなかったらと思うと、とてもおそろしく、とてもありがたく思いました。「何かお礼がしたい」と言うと彼は、「お礼はいいよ。」と言ってこういう話をしてくれました。「困ったときに助けてもらえるのは、普段あなたが誰かを助けているからだよ。そういうのは、まわりまわってくるんだよ。だから、困った人がいたらその人を助けてあげれば、いいんだよ。」と。彼は、もう既に知っていたんだな～と今更ながら思います。
2007/05/05 ７８９JUNさん ( 千葉県男性 30才 )	かつて自分が受け取った愛情を、友達にバトンタッチしました僕は映画が大好きです。延べ1000本はゆうに越える数の映画を観てきました。また音楽や本も大好きで、家にはそれこそ図書館ができるくらいの数の作品でいっぱいです。しかし、それらは所詮娯楽であり、現実逃避や暇つぶしに見ているに過ぎないと、両親をはじめ様々な人に言われてきました。そして何より自分自身そうに違いないと信じて生きてきました。そのため、素晴らしい映画を観ても誰かとその喜びを語り合うだとか、１つの映画を観て気づいたこと、感動したこと、受け取った生きる希望というものを、思えば誰とも分かち合ったことがありませんでした。しかし、本田健さんを知り、ライフワークがいかに自分を幸せにそして豊かにするかということ、さらにその情熱がどれ程他人の人生に勇気や希望を与えるかということについて、だんだんと確信を持つようになってきました。そして、自分のライフワークは誰になんと言われようとエンターテイメントにあるということがわかってからは、誰かに素晴らしい映画や音楽や本を教えてあげたい、かつて自分が救われたように１つの作品や監督やアーティストから受け取った生きていく希望を、今度は自分以外の人の心にもペイフォワードしたいと強く想うようになりました。ただ、どうやって伝えたらいいのかということがなかなかつかめずに試行錯誤していて、今でも失敗の連続です。ですが、そんな時、先日あるセミナーで出逢った友人 (女性)とランチをしました。そして、その友人から悩みというか彼女の過去のトラウマについて告白されました。その友人は自分がいかに過去、親や友達から責められてきたか、いじめられてきたかということを話してくれました。いきなりだったので、はじめはなぜこの人は僕にこんな話をしようと思ったのだろうと不思議にも思ったのですが、なんとかその傷を癒してあげたいという気持ちから、友人がすべて話し終わった後、僕は「○○ちゃんは悪くない」という言葉をしっかりと目を見つめながら何度も繰り返しゆっくりと言いました。少し照れくさかったのですが、その間友人は僕の目をしっかりと見つめながら、だんだんと真剣な表情になっていき、3度目か4度目を言い終わったあたりで目が潤んでいるのがわかりました。涙を流しながら、トイレに行ってくるといってしばらく席をはずした友人は笑顔で戻ってきてくれました。そして「じゅんくんの今の許しの言葉はかなり効いた」といって笑っていました。次の日の朝、その友人からケータイ電話のメールでランチのお礼と「やっぱり人は一人では生きられないね。今日はすごく爽やかな朝だよ。ありがとう！」という言葉がありました。実は、この許しの言葉を繰り返すというシーンは、「グッドウィルハンティング」という映画の1シーンで小さい頃に親から虐待を受けた青年が心理カウンセラーであり友人でもある人から受けたカウンセリングだったのですが、このシーンが友人とランチをしている時、自然と頭に浮かんだので実行してみたのです。僕は友人のありがとうというメールの言葉を見ながら、長年自分の心の中から出ることのなかった映画や音楽からもらってきた愛情のようなものを、初めて自分以外の人と分かち合えたような気がして、涙が止まりませんでした。かつてペイフォワードされた多くの映画監督やミュージシャンの方からの贈り物を、誰かに渡せたというこの感動は以前一人で映画を観て感動した時の何倍もの感動を僕に与えてくれました！この友人には言ってませんが、ありがとうと言いたいのは僕の方なんです。なぜ、自分が今まで映画や音楽をこんなに真剣にたくさん享受してきたのかがわかりかけてきたのですから！今、僕は自分のライフワークとして、自分がこれまで観てきた映画や音楽や本のすべてを体系的にまとめています。記憶に残っている作品はすべて、生きていく希望や人生のどん底にいる時でも暖かい気持ちで満たしてくれるような作品ばかりです。エンターテイメントとの関わり方のタイプ分けや良い作品と出逢う方法なども織り交ぜて、自分自身をパッケージ化するつもりで作業しようと考えています。ホームページとメルマガはすでに初めているので、いつかそこでエンターテイメントヒーリングみたいなことをやるのも面白そうだなと思っています。これからもっともっと多くの人に僕が受け取ってきた気持ちを再体験してもらえたら、と想像すると今からワクワクしています。受け取ったものを誰かにペイフォワードするということは渡す方にとってもとても感動的なことなのですね。
2007/03/17 ともにこりんさん ( 茨城県女性 48才 )	同じ立場になって。幸せは心と健康と経済がもたらすといえど現実には悩みたえずですね・以前から本を読み自分でもよくとらえる気持ちができた時。昨日食事しながら友人達に幸せな小金持ちへの８つのステップの本をあげることができました。昨年一人は４男が中学で悪になり高校進学もままならず悩み、もう一人は繊細な心の持ち主の長男で不登校し個性を伸ばす学園に入りそんな二人の相談にいつものっていた私にも・・・。３男が去年努力してなかなか入れない進学校に入り順調かとおもいきや・・勉強勉強の中、矛盾を感じたのだろうか？無気力で高校休んだり遅刻したり、先生は危機を感じると。子供を信じて大丈夫だからと心で思える私は潜在意識のおかげで取り乱さずにいられます。母親の対処によるなと学ばされています。友人達の気持ちもわかるようになり意味がある出来事かなと。励ましの本有難うございました。